高知のジュエリー専門店がお伝えする 本当の真珠の選び方
2023年05月05日(金)
記事一覧に戻るCOCCO本館1Fでは多数のパールジュリーを取り扱っております。その中でも今回は真珠ネックレスに選び方についてご説明致します。
真珠のネックレスを探していると10万円を切る商品から50万以上の高級品もあります。同じようなネックレスなのになぜここまで価格が違うの？という疑問が生じてしまいます。
COCCOの「ジュエリー専門店がお伝えする 本当の真珠の選び方」というこのページではCOCCOの宝石鑑定士がなぜ価格が違うのか、近年の真珠について、どのような基準で選んだらいいのかをご紹介いたします。
- お探しの真珠の用途は？
- 真珠は一生使えるの？
- COCCOが無調色・調色の違いを説明する理由。
- 「花珠」という名前だけを基準に選んではダメ。
- 真珠がいつもセールされている理由は？
- 真珠が毎年高くなっている？
- 真珠は購入後のアフターメンテナンスが大切！
- 高知の真珠選びはCOCCOにお任せください。
1.お探しの真珠の用途は？
このページをご覧頂いている方は、いま真珠のネックレスやジュエリーを探していると思います。まず最初に今探されている真珠のネックレスを購入する目的はどのような理由でしょうか？
成人になるお嬢様へのお祝い、お孫の誕生日、結婚式の記念品、自分へのご褒美等になど記念日に購入される方が多くいらっしゃいます。COCCOでは色味・サイズ・ご予算に合わせて10万円代からご用意しております。
真珠のネックレスとして利用する場合
・6.0〜7.0mm 小さめサイズ
・7.0〜8.5mm 最も定番のサイズ
・8.5〜10mm 大粒サイズ
大きくこの３つのサイズに分類されます。もちろんそれ以下、それ以上のサイズもありますがこのページでは一般的にメインとなるサイズをご説明いたします。
真珠の大きさ選びに迷ったら7.0〜8.0mmサイズを試着して、背格好に合わせてちょうどいいサイズを探すのが一番わかりやすい方法です。
商品が気になる方はCOCCOオンラインショップをご参考に。
2.真珠のネックレスは一生使えるの？
真珠は宝石の中では硬度が低くモース硬度2.5と非常に柔らか宝石です。また大地から産出する鉱物とはことなり、アコヤ真珠貝という生物が生み出す宝石です。
そのため使用後のお手入れや保管方法がとても大切になります。COCCOでは桐箱やジュエリーケースまたは真珠専用のクロスをご用意しておりますので日常の管理方法や困ったときの対処法などを販売時にお伝えしております。
真珠のネックレスは冠婚葬祭すべてのシーンで使用できる日本のジュエリーです。正しいお手入れ方法で管理することで数十年後にお嬢様やお孫様へに譲ることも可能です。詳しくは当店までお問い合わせくださいませ。
3.COCCOが無調色・調色の違いを説明する理由。
真珠には「無調色真珠」と「調色真珠」の２種類に分類することができます。世にでる真珠の９割以上は調色が施され色味が調えられます。そうすることによって並べた時に均一な色にそろいます。
調色のあり・なしは真珠の品質やテリとは関係ありません、身につける方の肌の色味や好みによっても印象がことなりますので実際の店舗にてご試着することを強くお勧めいたします。
・無調色（ナチュラルカラー）
全ての真珠はアコヤ貝から取り出した後【漂白】【洗浄】が行われます。そのままで綺麗なホワイト系カラーの真珠を無調色真珠と呼びます。ハッキリとしたホワイトが気品と高級感を兼ね備えた印象になります。
・調色（ティントピンクカラー）
漂白・洗浄後に調色することで色のバラつきをなくし、色味がそろった真珠のネックレスとなります。ティントピンクカラーによって胸元が明るくなり肌なじみがよく優しい印象になります。
4.「花珠」という名前だけを基準に選んではダメ。
花珠とは一般的にも品質の良い高級真珠を指す名称として使われていますが、今では取り扱う店舗・メーカーによって大きくその品質はことなり花珠という名称がついている・ついていないというだけで判断すると正しい選び方ができなくなってしまいます。
花珠という名称がついている商品でもテリや光沢がない真珠もあれば、花珠という名称がついていなくてもとても綺麗な輝きをもつ真珠もあります。
実際には比較ができる真珠のネックレスを目の前に、真珠を数多く扱ってきた専門家販売員の説明を聞きながら、お客様ご自身の目でその違いを判断して頂くことが大切です。
画像だけで判断、値引きだけで判断、自分で判断しない、どれを選んでも正しい真珠製品の選び方は難しくなります。COCCOではどのような選び方をすれば探している真珠に出会えるのか店舗にてアドバイスいたします。
5.真珠が常にセールされている理由は？
真珠の養殖は日本全国で毎年約20トン近く生産されています。その中でもCOCCO品質のアコヤ真珠ネックレスとして基準を満たすのは【真円に近い】【テリがある】【キズが少ない】【真珠層が厚い】などごく限られた真珠珠のみとなります。
真珠の養殖はアコヤ貝を養殖した数以上に取れることはなくアコヤ買いの病気や自然環境要因等で目標数より数が少なくなることはあっても、今年は豊作で大量に取れたから安くなるということはありません。
ですが一部の販売店ではいまだに高い価格をつけて値引きをすることであたかも安くなったかのうような販売が続いている習慣がある製品でもあります。COCCOではそのようにお客様を惑わすような販売手法をしていないため真珠ネックレスの値引き・安売り販売をしておりません。
6.真珠が毎年高くなっている？
令和元年（2019年）の夏から宇和海を中心にアコヤ貝の稚貝（赤ちゃんの貝）が大量死する状態が続いています。また稚貝から綺麗な真珠が取れるまで約5年前後の期間が必要になるため数年で今まで養殖量が回復することはない見込みです。
上記で20トンと言われていた養殖量は近年では12〜13トンとも言われこの２年間は徐々に価格が高くなっているのが現状です。また高くなるだけではなく同じ価格で同じ品質を維持するのは非常に難しい状態です。
COCCOでは浜揚げ（海から貝を引き上げ真珠を取り出す）のタイミングや仕入れを厳選すること良質な真珠をお届けできるようにしております。
7.真珠は購入後のアフターメンテナンスが大切。
購入した店がなくなってしまった、展示会で買ってしまったので相談する場所がわからない、メンテナンスができないお店で購入してしまったなど、当店にも数多くの真珠製品に関するご相談が寄せられます。
真珠のネックレスは、真珠珠、糸（ワイヤー）、クラスプ（留め金具）の主に３つの素材で構成されています。
糸（ワイヤー）が伸びる・パールが汚れる・クラスプ（留め金具）が壊れるなど長年使用していると上記のような状態になることがあります。COCCOでは店舗内にジュエリー工房があるので、真珠のネックレスを購入した後のアフターメンテナンスやリフォーム安心してお任せください。
8.高知の真珠選びはジュエリー専門店COCCOへ
高知県でジュエリー・貴金属の販売を専門としているCOCCOでは真珠のネックレス・イヤリング・ピアス・リング・ブローチなど数多くのパールジュエリーをご用意しております。
また宝石鑑定士がパールの品質を見極め、ジュエリーコーディネーターがお客様に合わせたパールジュエリーのご提案を、そしてジュエリー職人がアフターメンテナンスやリフォームを承ります。
